お客様から見える姿を意識する|成長支援部からの提言(第92話)

お客様から見える姿を意識する|専門コラム「成長支援部からの提言」

お客様から見える姿を意識する

(第92話)お客様から見える姿を意識する

細部に手を抜いて契約を取りこぼすのは成長が止まる会社
細部に手をかけて契約に結びつけるのが成長し続ける会社

お客様の目を意識する

「当日はスマートフォンなどで本メールを係の者にお見せ下さい」

セミナーなどに申込みをすると、「本メールを受講票とさせていただきます」というメールを受取ることがあります。


その場合、たいていは「本メールを印刷して受付にお出し下さい」というケースが多いのですが、先日あるウェブ関係の会社のセミナーに参加したところ、スマホで見せればOKという内容でした。


そして、セミナー当日、講師の先生が途中で、「実は皆さんに特別のプレゼントがあります」と言って、セミナーの補足となる小冊子を紹介しました。


帰る時にでも、もらえるのかなぁと思っていると、「皆さんのお手元にメモ帳が配ってあると思います」と、事前に机の上に置かれていたメモ帳に注意を喚起します。

そして、「ページを2枚ほどめくっていただけますか。その下の方にURLが書いてあります」という説明があり、セミナー参加特典の小冊子は指定されたURLからダウンロードするという流れでした。

  • 受講票を印刷して渡すのではなく、スマホで見せる
  • 小冊子を現物で渡すのではなく、ダウンロードさせる

そのこと自体、取りたててたいしたことではないかもしれません。


けれども、ウェブ関係の会社がそれを業務の流れの中で実行することは、それなりの意味があります。

ペーパーレスという点では首尾一貫しているので、他の会社とはちょっとした差別化になります

少なくとも、私は「ちょっとしゃれてるなぁ」と感じました。


商品やサービスを売る時には

お客様から見た時にどう見えるか

というのは常に意識しておく必要があります。


以前あるクライアントさんからは、セミナーの参加費の事前振込がきっかけとなって、セミナーの参加を取りやめたというお話を聞きました。


知人の飲食店向けコンサルタントの方から、あるセミナーのお誘いを受けたクライアントさん。

「お金をかけずに飲食店が儲かる方法」という興味のあるテーマだったので、早速ウェブで申込しました。


参加費用は3,000円で、早期割引価格は2,500円。

そこで、もちろん安い方の2,500円で申込むと事務局から「本日中に2,500円を以下の銀行口座宛に振込んで下さい」というメールが来たそうです。


そのメールを見て、クライアントさんはカチンと来ました。

理由は以下のようなことです。

  • 経営者から見て銀行に払う振込手数料ほどバカらしいものはない
  • 2,500円を振込もうとすると、今回の場合だと他行宛の振込なので振込手数料が432円かかる
  • すると、参加費用と振込手数料の合計が2,932円になり、定価の3,000円と比べても8円しか安くならない
  • これが10,000円とか20,000円の参加費だったらまだしも2,500円に対して432円だと元金に対して17%以上の出費になる 
  • 特に飲食店経営者は1品300円とか、500円といった商品を売っているので、振込1件につき432円とか、648円を払うたびに、「なんとかならないか」といつも考えている



そして、セミナーのテーマが「お金をかけずに」だったのに、参加者に無駄な経費を平気で払わせることに対して、「この会社、ほんまに飲食店のことを分かってるの?」と思ってしまい、結局セミナーには参加しなかったのです。


セミナーの主催者側からすると、こんな面倒くさそうなお客さんは願い下げですが(笑)、

お客様から見た時にはどう見えるのか

という点では、私自身もいろいろと気づきがありました。


あなたの会社では

お客様から見た視点

を常に意識されているでしょうか?


ちょっと業務フローを変えるだけで、「さすが○○のプロ!」と思われることもあれば、文言一つ間違えただけで、「ここに頼んで本当に大丈夫かなぁ?」と不信感を抱かれることもあります。

お客様の目は細部にも届いています


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Tag: お客様の目 細部 契約

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