情報を自分で咀嚼して潮目を読む|成長支援部からの提言(第175話)

情報を自分で咀嚼して潮目を読む|専門コラム「成長支援部からの提言」

情報を自分で咀嚼して潮目を読む

(第175話)情報を自分で咀嚼して潮目を読む

周知のマスコミ情報で一喜一憂するのは成長が止まる会社
衆知を集めた情報で一気呵成に動くのが成長し続ける会社

情報を自分で咀嚼して潮目を読む

iPhoneが発売されて今年で10年。

今やインターネット関連ではスマホを抜きには語れません。

Googleの検索でもスマホ対応していないホームページの検索順位が下がるなど、言ってみれば、「スマホファースト」の時代と言えそうです。


あのスティーブ・ジョブズがここまでスマホの隆盛を予想していたかどうかは分かりません。

けれども、今やその流れに乗れるか、乗り遅れるかで会社の隆盛も変わってくる感じです。


私などは未だにパソコン派。

外出中はメールチェックのためにスマホを持ち歩いていますが、簡単な返信以外はもっぱらパソコンを使っています。

電車の中などで一心不乱に指を動かしてスマホを使いこなしている人を見ると、「自分って乗り遅れているかも?」と感じたりもします。


ただし、弊社の場合はホームページでの対応を除けば、必ずしも「スマホファースト」である必要はありません。

BtoBの仕事が中心なので、クライアントさんとの日中の連絡を除けば、「スマホファースト」でなくても、仕事の内容には大きな影響はありません。


一方で、スマホが普及したことで、パソコンの売れ行きが落ち込んだりします。

また、スマホのカメラが高機能化したことで、あえてデジカメを買う需要が減ってきました。

これらの現象はスマホが出てきてすぐにというよりは、しばらくして気がついてみると、数字として表れてきます。


現時点で過去を振り返り、「そう言えば、10年前が一つの転換点だった」ということは誰でも言えます。

しかし、10年前、もしくはアップル社がiPhoneを開発中の段階で、「もしかすると、潮目が変わるかも」と感じて、先手を打てる人はそれほど多くはありません。


最近で言えば、ブロックチェーン


日本ではマウント・ゴックス社の経営破綻があったので、「ビットコインは怪しい→ブロックチェーンもリスクが大きい」と思っている人がおられます。

けれども、ビットコインとブロックチェーンでは、そもそも議論している対象や概念が異なるので、ビットコインにおけるリスクとブロックチェーンにおけるリスクは、きちんと分けて考える必要があります。


また、先日お会いしたある経営者が「『ブロックチェーン』の会社と言ったら皆そっぽを向いていたのに、『フィンテック』の会社だと言ったら、とたんに皆が興味を示しだした」という話をされていました。

昨年ぐらいからやたらと「フィンテック」という言葉を聞きますが、同じ事実を説明するのに、言葉を変えたら反応が真逆だったという訳です。


結局のところ、マスメディアの表面的な動きにばかり囚われていると、潮目が変わる予兆を見失ってしまいます。

多くの人が気づいていない段階で潮目の変化に気づけるか?


それには、情報の後追いだけではダメ。

マスメディアの情報だけでなく、各分野の先端を走る人にできるだけ直接話を聞くこと。

また、単に聞くだけでなく、「これからどうなるのだろうか?」と、自分の頭で考えることが必要です。

特に最後の「自分で考える」というプロセスは、これからの経営者には絶対必要不可欠です。


私が転職して、今の楽天銀行の設立準備会社に入ったのが今から17年前。

その時は「フィンテック」なる言葉はありませんでしたが、やっていたのは、まさにファイナンスとテクノロジーを結びつけるということでした。

いわゆる「ブロックチェーン」の技術は使っていませんが、金融とITとの融合によるサービスはかなり以前からあったのです。


潮目を読むためには、自分が本当は何を目指しているのかを自分で自覚することが大切です。


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Tag: 潮目を読む 自分で咀嚼 情報分析

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